01. 26:00
02. 黄昏電車
03. ほんとの気持ち
04. パンをひとつ
05. 夕暮れと嘘
06. 夢のほとりであいましょう
07. Marie
08. 四次元トランク
09. White Reply
10. Welcome Back
© 2003
01. 26:00
作詞 ゆきち
作曲 片寄明人
あいたくなった
午前2時
お迎えにあがります
そんなはずない
神様のうた
霧が降る
睫をつたうメロディ
そう あまい声で
泣いて 泣いて 泣いて
わるふざけ 弱虫のふり
泣いて 泣いて 泣いて
今日中に
抱きしめてみたかった
時計の砂が
滑りこむ
うつつ寝 夢見がちに
待ちくたびれ
あえないままの
一日を
ずるずる計りきれず
もうあくびしすぎ
恋は胸に咲いた
かたくなで 折れやすい花
恋は 恋は 恋は
ひとしずく
かぞえてまた揺れる
泣いて 泣いて 泣いて
わるふざけ 弱虫のふり
泣いて 泣いて 泣いて
今日中に
抱きしめてみたかった
02. 黄昏電車
作詞 伊藤俊吾
作曲 伊藤俊吾
悲しい鳥は泣きながらひらひら
帰りの途中 私は見つめてる
いつの間にかに 忘れてたさよなら
あの日のさよなら 本当のさよなら
汚れた街も 悪い心も
黄昏は染める 私は夢の中
夕焼けこやけの電車に揺られ 今夜ひとり 誰かを想うよ
あの日に帰りたい 今の私の心のままならば 言えるよ
きっと言えるよ
この街の薫りは 右左と流れて
私の心を我に返してしまう
泣き止んだ子供 母親までも
黄昏に染まる 私は夢の中
夕焼けこやけの電車は今日もみんな 夢の中へと誘うよ
あなたへの一言 今の私の気持ちのままならば 言えるよ
きっと言えるよ
夕焼けこやけの電車に揺られ 今夜ひとり 誰かを想うよ
あの日に帰りたい 今の私の心のままならば 言えるよ
きっと 言えるよ
03. ほんとの気持ち
作詞 小田和正
作曲 小田和正
私 きっと あなたを 好きにはならない
返事も短いし 優しくないし
どんな人を あなたは 好きになるのかな
多分 間違いなく それは 私じゃない
もうすぐ 二人に 初めて 夏が やって来るんだ
今あなたの 髪が風に そっと 揺れてる
でも昨日 別れてから なんだか寂しくて
あなたの後を 追いかけたくなったな
どんな人を あなたは 好きになるのかな
考え始めたら 切なくなってきた
もうすぐ 二人に 初めて 夏が やって来るんだ
夏が過ぎても あなたは まだ優しくないかな
もうすぐ 二人に 初めて 夏が やって来るんだ
今あなたの その隣を そっと 歩いてる
私 今 分かったの きっと あなたは違うんだ
他の人とは 違うんだね
優しくなくても それで 私 構わない
あなたのそばに ずっといたい あなたを見つめていたい
この想いを 解き放って すぐ伝えたい
目の前にいる 私を見て 私いつもこんなだけど
そのままの あなたを こうして 好きになったの
もうすぐ 二人に 初めて 夏が やって来るんだ
今あなたの その隣を 私 歩いてる
04. パンをひとつ
作詞 ノラオンナ
作曲 ノラオンナ
おまえをだきたいと
あなたにそういわれて
一晩中考えて
あたしはあの日だかれた
うしろめたいおもいと
かくせないうれしさと
あけがたにだきあって
そしてキスした
おまえをだきたいと
あなたにそういわれて
あなたの目をじっと見て
あたしはすこし笑った
おもいが強すぎると
なにも感じなくなる
あけがたにふれあって
やっと感じた
わすれものはしないでね
部屋のドアはもう開けない
紅茶をゆっくり入れて
パンをひとつたべて眠った
あたしはおもったの
あいしてるといえたらって
あけがたにゆめを見て
そしてわすれた
わすれものはしないでね
部屋のドアはもう開けない
紅茶をゆっくり入れて
パンをひとつたべて眠った
おまえをだきたいと
あなたにそういわれて
おだやかなその寝顔を
息をころして見つめた
そのときおもったの
あいしてるといえたらって
あけがたにゆめをみて
そしてわかれた
05. 夕暮れと嘘
作詞 高田みち子
作曲 高田みち子
彼女が あなたの髪をなでる
あたしは急いで 空に目を遣る
いけないことだと知りながら
あなたばかりを 逐ってる
惹かれあう2人が愛しいほど
ひとりになる 夜が怖い
押し殺した 胸の内側に
あなたが また 微笑いにくる
見破らないでいて
気付かないでいて
あふれそうな気持ちを
誰かが見抜いても
最後まで 知らんぷりするの
並んで 両手につないだ 手と手は
壊せないね 無力な恋
ふざけて絡ませて腕に ぎゅっと
一瞬だけ 気持ち込めた
帰り道 呼び止めた風の中
最高のトモダチ、つて言えたから
大丈夫、大丈夫なのに 今は
あなたが眩しくて 泣きそうなの
見破らないでいて
気付かないでいて
あふれそうなあたしを
あなたが見抜いても
最後まで 知らんぷりしてね
見破らないでいて
気付かないでいて
ずっと見送る あたし
寄り添う 長い影
最後まで 振りかえらないでね
06. 夢のほとりであいましょう
作詞 Skoop On Somebody
作曲 Skoop On Somebody
眠れない夜は 夢をみるかわりに
記憶をたどるよ
恋人同士と 僕たちが呼ばれてた
眩しい過去へ
風が揺らすポートで 交わしたキスと
あの約束を 忘れないよ いまも
夢のほとりで逢いましょう
手をのばしてもきっと あなたに届かない
それでも僕はひざを抱え いつまでも
待ち続けていたよ
眠れない夜は あなたも好きだった
あの唄を聴いてる
さよなら言えずに 終わった恋だから
思い出にならない
やわらかなその頬に 触れるたび知った
あのぬくもりを 憶えてるよ いまも
夢のほとりで逢いましょう
話しかけてもきっと あなたは返事えない
それでもいいよ、笑顔のまま そばにいて
それが幻影でも・・・
いつかあなたを忘れ 誰かを愛すだろう
だけどあなたは僕にとって
永遠の恋人だから いつか
夢のほとりで逢いましょう
振り返ってもきっと あなたはもういない
まだ見ぬ明日へ向かって 歩き出す
その勇気を下さい
夢のほとりで逢いましょう
叫んでみてもきっと あなたは返事えない
だから今夜、もう少しだけ そばにいて
僕に朝が来るまで
07. Marie
作詞 柴理恵
作曲 湯川寅彦
毎日が昨日になる
波のようにゆらいでる
あなたなら笑うだろう
変わらずにいるのでしょう
肩のかたむく歩き方だけは
窓に映るかげが立ち止まって
左の耳にかかる髪をなでる
すれ違う視線に交じり合って
その肩を照らすこもれびがにじむ
やわらかに笑うのを
もう一度確かめて
ふっと封じた唇に触れる
かわいた風に舞う砂のように
どこへでも飛んでいく笑い声と
唇にとどめたためいきからこぼれた言葉を
追い風がさらう
わたしをつないで
忘れないように
もう一度笑って
毎日が昨日になる
波のようにゆらいでる
08. 四次元トランク
作詞 ゆきち
作曲 Sin
四次元につづく
古いトランクの中
くだらないほど
宝物ばかり
音が出るしゃぼん玉
とれない知恵の輪
まつぼっくり
かつて浮いてた風船
すべてが
血となり体もつくった
あなたは
となりで覗いてる
こどもだましに
愛しててあげるわ
赤目うさぎは
月夜に逃がしましょ
囚われの身は
ほんとはどっちなの
箱詰めにして
贈るわ永久の旅へ
きれいな包装抵
ロシアの指人形
穴あきコルク
ペらペらの絵本
形あるものだけで
世界は満ちてく
だからもっと
この手で粉ふりかける
気まぐれ
臆病でたまに嘘つき
あなたを
まるめてつきおとす
目眩めく日を
誓った舌の根が
乾かぬうちに
鍵してしまいましょ
波紋を呼んだ
心がふと騒ぐ
底なしの水
その奥に届くまで
ね 風が吹き込む
虹がかかるの
見えるかな
こどもだましに
愛しててあげるわ
赤目うさぎは
月夜に逃がしましょ
囚われの身は
ほんとはどっちなの
箱詰めにして
贈るわ永久の旅へ
じっとしてね
覚悟してね
永久の旅へ
09. White Reply
作詞 Akeboshi
作曲 Akeboshi/津久場郷史
物語のはじまりは
ドラマチックな欲望
変わり果てたこの場所に
ため息ばかり
なにげない君の悩みに
自分勝手な苛立ちを覚え
書きなぐった言葉
空ろなだけで
その手紙はいつか
意味を探し届くでしょう
海の底の 名もない魚は迷う
物語の果てで
犇めく暗闇に沈み
無理やり濁してしまった
大切な時間
その手紙はいつか
記憶をたどり届くでしょう
海の底の 名もない魚はウタ歌う
その手紙はきっと
文字を浮かべ届くでしょう
はるか遠く名も知らぬ町へと伝う
10. Welcome Back
作詞 みのり
作曲 marhy
Welcome back 風の道
あなたが戻る 影がさす
夕日に染まる 雲のカーテン
この胸も 染めていく
Welcome home あなたが
駈けぬけていった この街の
約束もなしに 別れた場所も
私も あの日のまま
二人でひとつの夢を見て
回し続けたフィルムは
乾いた音をたてて回る
映す絵のないモノクロのよう
Welcome home 風の道
あなたは戻る 信じてた
私の知らない シャツの裾から
懐かしい匂いがした
Welcome back
二人でひとつの月を見て
夢を語り合った夜
この世界に叶わないことなど
ないはずだと 信じていたの
Welcome back 風の道
街の灯りが ゆれているね
その笑顔でずっと 抱きしめていてね
あなたのこと 話して
私を愛していて